鹿児島旅行レポート(1)

昨日はかなり凹みましたが、何とか最初から書き直しました。
自分で言うのもなんですが結構長いです。これから全5回
ぐらいに分けて書いていこうかと思っていますので、どうぞ
お付き合いください。



1日目 11月20日(月) 東京:雨 鹿児島:晴れ


AM5:00 起床
起床というべきか、実は殆ど寝ていなかった。昨晩11時に
寝たものの、1時間で起きてしまい、それから父にモデムの
調子が悪いと言われて電源を入れ直したりケーブルをつなぎ
直したり回線の修復をしているうちに3時になってしまった。
あと2時間布団の中に潜ったけど、結局一睡も出来なかった。


AM6:15 空港バス
雨の中空港行きのバスに乗る列に並ぶ。平日の朝なのに結構
乗る人は多い。スーツ姿の人が多く見受けられる。出張だろう
か。
荷物を預け乗車する。バスの中でコンビニで買った「眠眠打破
を飲む。カフェイン系の味がキツイ。しかし眠気はとれなかった。
あとこれは文句になるけど、空港バスの運賃はもうちょっと何と
かならないだろうか。便利だけどやっぱり学生にはすこし高い。


AM7:05 羽田空港

 飛行機出発予定時刻の1時間前に空港に着いた。JALを使う
ので第1ターミナルで降りる。そして自動チェックイン機でチェ
ックイン。飛行機に乗るのはこれが3回目だけど、修学旅行やゼ
ミ旅行の時は旅行会社やゼミのサービス課課長にまかせっきりだ
ったので、自動チェックイン機なるものがあることを今回初めて
知った。……俺って世間知らずデスカ?Σ(゚д゚lll)ガーン…
 時間が余ったので空港内をぶらつく。東京のお土産といえばや
はり「東京ばな奈」とかなのだろうか。晋ちゃん(安倍首相)饅
頭(?) なんてものも売られていた。ネタ以外に買う人がいるのだ
ろうか…?


AM8:05 飛行機内
 飛行機に乗り込む。窓側の席は残念取れなかったので、窓から2
番目の通路側の席を取る。
 離陸時のあの後ろに引っ張られる感覚はやっぱり慣れない。あと
上昇時に耳が遠くなる感覚も。耳から空気を出すような感じでその
感覚を取っていく。
 機内で出される飲み物は個人的にはコンソメスープがおススメ。温
かくて美味しい。


AM10:00 鹿児島空港 
鹿児島空港に到着。手荷物を受け取るとすぐに空港バス乗り場へ。
「鹿児島に着いたぞ」という感動を味わう余裕もなくバスに乗り込む。
バスは満席状態で、仕方なく補助席を下ろして座る。さっきの文句の
続きになるけど、こっちのバスも高い!1200円てあーた…。


AM11:00 鹿児島中央駅
 
 鹿児島市内の玄関口、鹿児島中央駅に到着。最初に目に入ってきたの
は……ダイエー…?そう、バス停留所の目の前にはダイエーがあるのだ。
次に目に入ってきたのは駅ビル「アミュプラザ鹿児島」の中にある巨大
な観覧車(写真は夕方)。ビル内にある観覧車といえば「モザイクモール
港北」の観覧車を思い出すんだけど、アミュプラザの観覧車はその1.
5倍はあろうかという大きさだった。
 あと生まれて初めて生で路面電車を見た。わあわあ、本当に走ってる
んだと大学生とは思えないはしゃぎっぷり。教習所でしか見たことのな
かった黄色の矢印信号もちゃんとあった。つーか矢印信号4つもある信
号機って…。
 駅のコインロッカーに荷物を預け、みどりの窓口で「南九州フリーき
っぷ」を受け取る。このきっぷは旅行会社のツアーと一緒に申し込むこ
とで購入可能なきっぷで、特定区間内(例えば鹿児島中央−宮崎)の特
急列車の自由席なら3日間乗り放題というお得なきっぷなのだ。2日目
に宮崎まで足を伸ばす予定だったので購入しておいたんだけど、約1万
円かかる運賃が4000円になったというのは大きいと思う。
 さて、荷物も軽くなったところでお昼にしますか。


AM11:30 六白(ろっぱく)
 
 1日目のお昼はここ六白で食べようと決めていた。六白というのは鹿
児島黒豚の中でも特に良い豚のことをいうらしい。名前の由来は体の6
箇所が白いからだそうだ。
 ランチの六白の定食を頂こうと思ったんだけど、予算オーバーなので、
人気メニューのカツ丼を注文する。待っている間にメニューをひと通り
見た。焼酎、1杯200円………。


( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ


( ゚д゚)
なんか信じられない値段なんですけど。カウンターには森伊蔵も置いて
あったので、頼めば200円で飲ませてもらえるのだろうか。頼もうか
と思ったけど昼間っから酒は飲めないのでやめておくことにする。
 カツ丼が来たので早速頂く。………うまいっ!!・゚・(つД`)・゚・
カツ丼といえば普通は卵とじだけど、六白のカツ丼は「とじる」のでは
なくあんかけ風の卵をカツの上から「かける」感じだった。それによっ
てカツのサクサクとした食感がとじるカツ丼に比べて残るのでとても
美味しい。使っている豚は六白ではないらしいけど、十分すぎるくらい
豚も美味しかった。これで630円はかなり安いというべきだと思う。
 食後は六白が入っているビルの1階(六白は2階)の池畑天文堂という
お土産屋さんで母が集めているご当地キティの根付とパックンチョの
九州限定やきいも味を購入。


PM0:35 照国神社
 
 六白のある天文館通りから徒歩で10分ほど歩いたところにある、島
津斉彬を祀っている照国神社へ。とても鳥居がデカイ!鶴岡八幡宮並み、
いや、それ以上かも。
 とりあえず旅の安全祈願と鳥居などを撮ったことを詫び次の目的地へ。


PM0:45 西郷隆盛銅像 
道沿いにあるこれまたデカイ銅像。上野の西郷さんとは異なり軍服姿。
どうやら西南戦争の時の西郷さんらしい。さて、次は西郷隆盛終焉の地へ。


PM1:10 城山展望台 
西南戦争最後の戦場であり、西郷隆盛薩軍兵士終焉の地でもある城山
を登る。結構展望台まで距離があって、歩いていると結構疲れる。そして
暑い…。途中すれ違う人も半袖の人が多かった。自分も途中から腕まくり
をして登る。途中分かれ道にあるベンチで猫が寝そべっているのを発見。
思わずパチリ。

 登山口から20分ほどかけてようやく展望台に到着。東京の雨が嘘のよ
うに鹿児島はよく晴れていて、桜島がとても綺麗に見えた。疲れたけどこ
こまで登ってきてよかったとしみじみ。


PM1:35 西郷隆盛洞窟 
 
 西南戦争の際、西郷隆盛薩軍の兵士が身を潜めていたという洞窟。
ここから岩崎口に進軍する途中に西郷は官軍の銃弾を股と腹に受け、
傍にいた別府晋介に「晋どん、もうここらでよか」と言い西郷は別府
介錯をさせたといわれている。「お〜い竜馬」を見て以来幕末史だけ
は好きだった自分にとって、その歴史の舞台に立っているというのは
なんとも感慨深いものがあった。洞窟の傍には勝海舟が西郷の死に際
して詠んだ歌もあった。


PM1:45 鶴丸城 

 薩摩藩主島津家の居城跡。今は城自体は残っておらず、城壁だけが
残っている。自分が撮った写真では猫がなんとも暇そうにしている。
そういえば城山周辺はやけに猫が多かった気がする。確か江ノ島も多
かった記憶があるけど、城山も負けてはいないんじゃないだろうか。


PM2:05 ホテル
 駅に戻り荷物をコインロッカーから出して、今日の宿へ。とはいって
もチェックインするだけで荷物を置いたらまた出かけるんですが。



さて、1日目の後半はこの旅の最大の目的でもある「酒屋巡り」です。
長いので今日はここまで。次回は酒屋巡りと夕食の話です。